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そろばんキットを作る

  • 執筆者の写真: 渡辺木工
    渡辺木工
  • 6月22日
  • 読了時間: 2分

更新日:6月23日

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5年位前に白井市の白井そろばん博物館さんから来館者の皆さんが作って楽しめて持って帰れるそろばんを作れないかと相談頂きました ありがたいことに今回は5回目のご注文です


古い木工機械と電動工具だけの私の作業場で、大きな工場と同じように”同じものをたくさん作る”ことがどうしたらできるか、頭の体操です


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そろばんは薄い角材で木枠を作りますが、子供たちが少ない時間で組み立てるのは少し難し大変なので、そろばんの玉や軸をべニア板2枚でサンドイッチのように挟み込む作り方にしました

トリマという電動工具といくつかの治具を使いべニア板をくり抜き、みぞ切などの加工していきます



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玉と玉の間に入る仕切りはブナの板から作ります べニアの本体に差し込み口を作り同じ間隔で9つの穴をあけ、小刀でバリを取り除いて仕上げます







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べニアの板を重ねて留めるために4か所のピンを付けます これがあると糊や接着剤を使わずに組み立てることができます


あとは球が入る軸を切って面を取ったらすべての部品が出来上がりました





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大きさはスマホくらい

かわいいサイズのそろばんです


そろばんキットは白井そろばん博物館で販売中です キットをお求め頂きますと館長さんの丁寧な作り方の説明を受けながら5色のそろばん玉を自由に組み合わせて自分だけのデザインのそろばんを作れます!

館長さんのアイデアで、出来上がったそろばんに好きな千代紙を貼って楽しめます 

興味のある方は白井そろばん博物館

ぜひ一度出かけてみてください


 
 
 

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