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アクタスのダイニングチェア

  • 執筆者の写真: 渡辺木工
    渡辺木工
  • 6月26日
  • 読了時間: 2分

今日はアクタスのダイニングチェアの修理をします


オイルフィニッシュで仕上げられたオーク材の椅子で、使い始めてから少し時間が経ったあたりでしょうか

日焼けが木の肌にいい色合いを見せ始めた頃ですね


今回は前脚が付け根部分で折れて、そのまま外れてしまった様です

きっとお客様はがっかりされたんだろうな、と思います







折れた部分を拡大してみます

座枠と前脚が10ミリの木ダボで接合されています


かなり粘りのある接着剤でしっかり組み立てされていましたので、折れた時はよほどの力が掛かったのでしょう

座枠にも深いひび割れが見られます


今回は部分的に部品を作り直すことにします








購入から10年、20年と時間が経つと全体的にガタが出てきますから時間が経過したものほど分解は容易な場合が多いような印象はあります


むしろ新しい椅子ほど分解しにくく、慎重に進めないと壊れていない部分にひび割れを起こしたりしますので、今回のようなケースは注意が必要です









折れた外れていた前脚はひび割れが浅かったので再利用することにしました 


ただ脚と組まれていた座枠の内の1本はひび割れが深く、補修でお使いになった木工ボンドがひびの補修を難しくしていました


そこで同じオーク材で作り直しました

脚と組まれる部分の内アールの加工が少々難しいところです






新しい部品を使って組み直したあと、色が近い着色オイルを使って塗装して完成です



背もたれの曲面が絶妙で座り心地の素晴らしい椅子です 背もたれの左右を伸ばして肘受けにしている構造のおかげで立ち座りがしやすく、横座りもできる自由さがありますね


これからも永くお使い頂きたいと思います

 
 
 

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