柏木工のダイニングチェア

8月4日
読了時間: 2分

ナラの木でしっかり作りこまれたダイニングチェアです 牛の角に似ているのでカウホーン型といわれている弧を描く脚の貫が、どことなくウィンザーチェアを思わせる素敵なデザインです
今回は折れた前脚を作り直す作業です

脚は座面に差し込まれている部分で折れています
脚に掛かる荷重、衝撃による力が集中してしまうところですから、ウィンザータイプで脚が折れるのは殆どこの場所です 折れた差し込み部分を丁寧に取り除くところから始めます

次に折れた脚を正確に採寸して脚を作ります
旋盤で削り出すのですが、今回は装飾のないシンプルな脚ですから少し作業が楽です 貫が差し込まれる穴をあける角度だけは正確に測ります これを誤ると、組み立てた時にバランスが狂ってしまいます

脚が出来上がったら組み立てます 他の3本の脚の取付もぐらついていましたので、全て抜いて糊を打ち直して組み直します

組みあがったら、元の色にあわせて塗装し脚裏にフェルトを張り付けて完成です
椅子を改めて見てみると、全体の艶の出方がほぼ一緒です これは持ち主のお手入れが行き届いているからでしょうか 良い艶が出ています これからもどうか永くお手元に置いて頂けたらと思います
ウィンザータイプの椅子は部品同士の組付がぐらついたり、差し込みが抜けかかっていたりした場合はそこからひび割れしたり折れてしまったりしますので、気になる方は早めにお声がけください




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