座面の割れた椅子の修理
- 渡辺木工

- 6月21日
- 読了時間: 2分

ウィンザータイプのダイニングチェアは厚い木の座面が魅力ですが、殆どは幅の狭い木材を何枚か横に貼り合わせて大きな板が作られています
ただ長く使うと、接着剤の寿命のためにその張り合わせた合わせ目に沿ってひび割れが起きてしまう事が多いです 仕方のない事なのですが、割れ時は一直線に割れますので、わかっていてもがっかりしてしまいます
この時は出来ればスポーク類を全て座面から引き抜き、その上で座面を元の細い材料の状態まで全て挽割った上でもう一度貼り直して組み直すまで修理した方が良いのですが、削って調整したり塗装し直したりと費用もかかります 何脚もお持ちの方は大変かと思います
そこで座面の裏に薄い板を横に渡して補強するだけという方法もあります この方法は応急処置ではあるのですが、普段使いなら問題ありませんし、将来本格的な修理をし直すこともできます

まず、薄くても割れに強い丈夫な材料を用意します
長く使った椅子の座板は反りと歪みが有ります 平らな板を張り付けても座板と隙間が出来ていたらすぐ剥がれてしまいますので、材料を少しずつかんなで削ってなるべく隙間ができないように調整します これは手間ですが、調整を済ませて張ると大変丈夫に仕上がります

調整が済んだらネジ用の下穴を開け、接着剤を薄く塗り広げて貼り付けてネジを打ち込みます 最後に塗装して完成です
パックリ割れてしまった愛用の椅子を見て捨てるしかないのかな、と思われる方が多いかと思いますが、簡単な修理で使えるようになりますのでお考え頂ければと思います




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